セラミッククラウン6

ねじれた前歯をセラミッククラウンでまっすぐに改善


セラミッククラウン5

わずかな歯のねじれや重なりはセラミッククラウンで改善できます。ジルコニアセラミッククラウンやイーマックスがおすすめです。

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前歯のねじれをまっすぐにしたい

セラミッククラウンで上前歯のねじれ、歯の大きさを改善しました。

セラミッククラウン7

セラミッククラウン8

写真ではわかりにくいかもしれませんがセラミッククラウンを施したのは上前歯まん中2本です。そのほかの歯は上下ともホワイトニングで色調を明るくしています。

歯がねじれてはえる原因

歯がねじれてはえる原因の多くは、顎骨の大きさに対してはえてくる歯の横幅が大きいことによります。

ほんのわずかでも歯が大きいと、歯はねじれたり重なったりしてはえてくることが多いようです。逆にほんのわずかでも歯が小さめだと、歯の間にすきまができやすくなるようです。

歯の大きさやねじれを改善させたいときにはセラミッククラウンはとても便利です。

イーマックスプレス

現在、当医院で使用しているセラミッククラウンは大きく分けて2種類あります。ひとつはイーマックスプレスと呼ばれるセラミッククラウンです。

イーマックスプレスはニケイ酸リチウムガラスという材質でできたセラミックで、強度や耐摩耗性が天然の歯に最も近いセラミックであると考えられています。

イーマックスプレスは、かつて(この治療例を含め)当医院でいちばん使用頻度の高かったセラミッククラウンです。

そしてもうひとつはジルコニアセラミッククラウンというものです。

ジルコニアセラミッククラウン

ジルコニアセラミッククラウンはイーマックスプレスとともにとても人気のある素材です。

ジルコニアは意外と身近な素材です。歯科で使われる以前からセラミック包丁などに使われていましたので耳にしたことがおそらくあると思います。硬くてとてもじょうぶであることがジルコニアの特徴でありメリットでもあります。

以前は奥歯中心に使用されることが多かったジルコニアですが、材質ならびに加工技術の向上とともに最近は前歯にも多く使われるようになりました。現在ではセラミッククラウンと言えばジルコニアと言われるまでに利用頻度が高まっています。

セラミッククラウン補足情報1

この記事を書いた2020年(令和2年)時点での当医院における前歯に応用するセラミッククラウンはほとんどがイーマックスプレスでしたが、それ以降現在はジルコニアセラミッククラウンのほうが多くなっています。その理由はジルコニアの透明性や自然感が飛躍的に向上したことによります。奥歯においては頑丈さ、前歯においては美しさが求められますが、ジルコニアはその両方を兼ね備えた材料として発展し続けています。

セラミッククラウン補足情報2

歯の形や大きさ、ねじれ、重なり、色調などのすべての要素を総合的に改善する場合はセラミッククラウンをおすすめしますが、ねじれや重なりだけが気になっている場合は矯正治療とホワイトニングを組み合わせた治療をおすすめします。
歯の大きさだけが気になっている場合、軽度であれば歯の周囲をけずって整えるカンタリングという方法で改善することができます。色調に関してはホワイトニングで十分に対応できます。

この記事のまとめ

セラミッククラウン5

わずかな歯のねじれや重なりはセラミッククラウンで改善できます。ジルコニアセラミッククラウンやイーマックスがおすすめです。

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