矯正3

前歯の部分矯正(おすすめの治療方法)


前歯の部分矯正(矯正4)

「前歯だけを治したい」とお考えではないですか?

前歯だけの歯並びが気になる方へ。札幌えとう歯科では、目立ちにくく短期間で治療できる部分矯正を提供しています。豊富な症例と注意点も写真つきで解説。


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前歯の部分矯正が適している方

それはこのような方たちです

  • 前歯の一部に重なりやねじれがあり、他の歯には問題がない方
  • 前歯以外にも歯列不正があるが、前歯のみを矯正したい方
  • 過去に矯正治療を受けたものの、後戻りが起こった方
  • 部分矯正を選ぶ方は年々増えています。費用面の負担が少なく、手軽に受けられる点が多くの方に支持されており、当院でも人気の治療になっています。

    それではさっそく治療例をご紹介します。

    一本だけひっこんでいる前歯を改善した治療例

    この症例では、上の前歯の一本が内側に入り込み、その他の歯にも軽度のねじれが見られました。

    前歯が一本だけひっこ込んだ歯列(矯正5)

    ひっこんでいた歯がきれいに並んだ状態(矯正6)

    下の前歯にも歯列不正がありましたが、患者さまのご希望が『上の前歯だけを整えたい』ということだったため、その意向に沿って治療を行いました。

    内側に入り込んだ歯は、歯ブラシが届きにくく、着色やむし歯のリスクが高まります。気になる場合は、この治療例のように早めに整えることをおすすめします。

    上下前歯のわずかにでこぼこした歯並びを改善した治療例

    前歯がわずかにでこぼこした歯列(矯正7)

    でこぼこだった歯列がきれいに並んだ状態(矯正8)

    この症例では、歯の重なりがわずかだったため、比較的短期間で治療が完了しました。治療後は、後戻りを防ぐためにしっかりと保定を行うことが大切です。

    上前歯2本のねじれを治してホワイトニングを行った治療例

    前歯2本がねじれている状態(矯正9)

    ねじれていた2本の前歯がきれいに並んだ状態(矯正10)

    前歯の部分矯正がすんでホワイトニングをしたところ(矯正11)

    まず、上の前歯2本のねじれを改善しました。

    矯正治療後にはホワイトニングを実施し、より美しい仕上がりに。矯正とホワイトニングは相性が良く、高い満足度が期待できます。

    えとう歯科では、矯正治療後のホワイトニング(上の歯のホームホワイトニング)を無料で提供しています。

    実は難しいこともある前歯の部分矯正

    前歯の歯列不正を部分矯正で治療するには、奥歯のかみ合わせが安定していることが重要です。

    奥歯のかみ合わせが不十分だったり、欠損している場合、前歯の部分矯正がうまくいかないことがあります。なぜなら、奥歯のサポートがない状態で前歯だけを動かすと、かえって出っ歯になるリスクがあるためです。

    とはいえ、条件が整っていればスムーズに治療できるケースもあります。では次に、前歯のみに軽度の重なりやねじれがあり、他の歯に問題がない場合の治療例をご紹介します。

    前歯の部分矯正がスムーズに進んだ症例

    上の前歯にねじれと重なりがある状態(矯正14)

    治療開始前の状態です
    この患者さまは、上の前歯だけを整えたいと希望されました。(190107)

    上の前歯に部分矯正装置をつけたところ(矯正15)

    矯正装置装着
    上の前歯に矯正装置を装着したところです。(190128)

    下の歯にバイトアップ用のマウスピースを装着したところ(矯正16)

    バイトプレート使用開始
    同日、下の歯にマウスピース(バイトプレート)を装着しました。これにより、顎の動きがスムーズになり、顎関節が正しい位置へと導かれます。バイトプレートは、必要に応じて使用します。

    ねじれや重なりが改善されきれいに並んだ状態(矯正17)

    ほぼ完成
    ほぼ完成に近い歯並びになりました。(190307)

    部分矯正装置をはずしたところ(矯正18)

    矯正装置撤去
    矯正装置をはずしたところです。(190527)

    かみ合わせを点検しているところ(矯正19)

    とても良いかみ合わせです
    同日、かみ合わせた状態です。

    保定用マウスピースを装着したところ(矯正20)

    保定開始(マウスピース)
    「同日、リテーナー(保定用マウスピース)を装着しました。透明なため、装着していてもほとんど気づかれることはありません。

    保定について

    この症例では、約6ヶ月で矯正治療が完了しました。ワイヤーを外した後は、リテーナー(保定装置)を装着して過ごします。
    リテーナーを使うことで、かみ合わせが安定し、上下の歯がしっかりと整った状態を維持できます。

    前歯の部分矯正におけるもうひとつの難しさ

    前歯の部分矯正には、もうひとつの難しさがあります。それは、矯正治療の重要なステップである「前歯の圧下(あっか)」が十分に行えないことです。

    圧下とは、前歯の位置を下げる動きのことで、特にかみ合わせが深い場合には必要になります。適切に圧下が行われないと、上下の前歯が強くぶつかり、かみ合わせのバランスが崩れる可能性があります。

    そのため、前歯の部分矯正を成功させるには、事前の診断が非常に重要です。かみ合わせの状態をしっかり確認し、必要に応じて全体のバランスを考慮した治療計画を立てることで、より安定した仕上がりが期待できます。

    🌿 memo
    部分矯正とはちがって全体的に矯正装置をつける治療方法もあります。
    全体的な歯列不正の矯正治療

    よろしければ参考になさってみてください。

カテゴリー: 矯正歯科 by
記事公開日:2021-07-10
最終更新日:2025-06-16
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