ニッケルチタンワイヤー主体の矯正治療

できるだけ歯を抜かない矯正治療


歯を抜かない矯正

できるだけ歯を抜かない矯正治療を心がけています。歯の本数は多ければ多いほど健康的だからです。

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健康を意識した矯正治療

健康のことを考えると歯の本数は多いほうが良いわけですが、歯を抜かないことには歯並びがうまく並んでくれないこともありますので抜歯をまったくしないというわけではありません。
抜歯しなくてすむのであればそのほうがベターであるという考え方です。

もしあなたが前歯を思い切り後方に下げたいのであれば抜歯矯正を選択するべきですし、そこまでの変化を求めていないのであれば非抜歯矯正で十分だと思います。

歯を抜かない場合はこうです

歯を抜く代わりの方法をご用意していますのでご安心ください

歯を抜かないで治す方法とは
1.やわらかいニッケルチタンワイヤーを主に用いる
2.傾いている歯をやさしく起こしてあげる

これだけでほとんどの歯列不正、特に叢生(そうせい)を治すことができます。これはどういうことかというとニッケルチタンワイヤーには歯列をやさしく拡大する効果があるのです。
*叢生とはでこぼこした歯並びのことで日本人に多く見られる歯列不正です。

ただしただニッケルチタンワイヤーを装着するだけではジグリングが起こるだけです。ジグリングとはおしくらまんじゅうのように歯と歯がゴリゴリと押し合っているだけで歯の移動が起こりにくい状態のことです。

ジグリングを回避するためにはワイヤーをたわませたり曲げを付与することが重要です。さらにわずかにジスキングを行うことも重要です。

*ジスキングとは歯の側面をこするようにして削る処置のことです。ディスキングと発音することもありますし、IPR(Inter-proximal Reduction)と呼ばれることもあります。

ところで

ニッケルチタンワイヤーとは?

ニッケルチタンワイヤーはやわかくて形状回復にすぐれたワイヤーです。
この形状回復という機能が矯正治療においては非常に効果的に作用してくれます。

ねじれて重なりあった歯には硬いワイヤーをそわせることはできない
やわらかいニッケルチタンワイヤーなら少々重なりあっていても装着できる
次に起こる現象は形状回復
ニッケルチタンワイヤーは徐々に元の形にもどろうとする(これが形状回復)
するとワイヤーの形状回復にともなって歯並びが改善されてゆく

というわけです。
ニッケルチタンワイヤーはねじれや重なりの強い場合だけでなくほぼすべての矯正治療の初期に用いられます。

えとう歯科で用いている

ニッケルチタンワイヤーのサイズは?

矯正治療に用いられるニッケルチタンワイヤーのサイズはさまざまありますが一般的に最初に用いることが多いのは.012インチです。

次に.014ンチ、そして.016インチと少しずつ号数を上げてゆくことになります。
*号数が上がる≒太くなってゆく≒歯に加わる力が強くなる

歯の重なりが強い場合は.010インチから始めることもあります。
えとう歯科ではさらにこだわって.008インチのニッケルチタンワイヤーもご用意しています。
やはり矯正治療を希望される方のほとんどが叢生(重なっている歯並び)なのでできるだけやわらかくて痛みの少ないワイヤーを使ってあげたいと考えています。

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やさしく拡大
できるだけ抜かない

痛みの少ない矯正治療こちらもチェック

この記事のまとめ そして執筆者について

歯を抜かない矯正

できるだけ歯を抜かない矯正治療を心がけています。歯の本数は多ければ多いほど健康的だからです。

この記事はサイト運営者のえとうよしたけが執筆しました。

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カテゴリー: 矯正歯科 by
記事公開日:2018-08-23
最終更新日:2024-09-07
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