ラミネートベニア

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ラミネートベニア

ラミネートベニアは歯の表側をわずかに削り、美しく加工したセラミックチップを接着する治療です。

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ラミネートベニアのご案内~治療例とともに

歯の色、つめものの境い目などが気になっていませんか?

歯の表面になんらかの問題がある場合、美しく加工したセラミックでカバーしてあげると見た目や表面性状が見事に改善されます。その場合のカバーする範囲を表側だけに限定したものをラミネートベニアといいます。

ラミネートベニアの応用範囲

歯の色が気になる、つめものが繰り返されて境目が目立ってきた、そのような歯にラミネートベニアは向いています。ラミネートベニアは気になっている部分をカバーするだけのとてもシンプルな治療です。

ラミネートベニア治療例その1

ラミネートベニア治療前の状態

ラミネートベニア治療後の状態

ラミネートベニア本体

上前歯のすきまをラミネートベニアによって改善しました。この治療例ではほとんど歯をけずっていません。元々上前歯の位置が引っ込んでいましたので、ラミネートの厚み分だけ前に出てちょうどよい歯の位置に仕上がりました。

4枚のつけ爪のような形をした歯がラミネートベニア本体です。

ラミネートベニア治療例その2

ラミネートベニア治療前の状態

まん中に大きなすきまがあります。右側2番めの歯にもすきまがありますが、このすきまは歯の形が細いために生じたものです。この治療例ではまん中2本と右側2番めの歯にラミネートベニアを施しました。

歯の表面をけずったところ

歯の表側をけずって、これからラミネートベニアの型とりをするところです。この日は型とりをして仮歯を装着しました。型とりをしたあとはラミネートベニア(薄いセラミックチップ)を作製します。本数にもよりますが7~10日程度の作製日数を要します。

ラミネートベニアの適合を確認しているところ

ラミネートベニアの適合を確認しているところ

できあがったラミネートベニアの適合を確認しているところです。適合に問題がなければ、ラミネートベニアを一枚ずつていねいに接着してゆきます。

ラミネートベニアを接着したところ

ラミネートベニアの接着が完了したところです。

ラミネートベニアの注意点

ラミネートベニアは治療前の状態よりもわずかに歯が大きくなります。位置もわずかに前に出ます。それは歯の表面をけずった量よりも接着したセラミックの厚みのほうがわずかに大きいからです。この点をご理解していただきましてから治療を受けるようにお願いいたします。

もし歯の大きさを小さくしたいという場合はセラミッククラウンを選んだほうが良いと思います。

小さい歯をわずかに大きくしたい場合や、引っ込んでいる歯を少しだけ前に出したい場合はラミネートベニアがとても有効です。歯の色、歯のすきまの改善にも効果的です。

削らないラミネートベニアこちらもチェック

ラミネートベニアが割れたときの治療方法こちらもチェック

この記事のまとめ

ラミネートベニア

ラミネートベニアは歯の表側をわずかに削り、美しく加工したセラミックチップを接着する治療です。

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