ラミネートベニア治療は、歯の表側をはがすようにわずかにけずり、薄い板状のセラミックをはりつけて歯の色や形を美しくする治療です。
ラミネートベニア治療のご案内です
歯の色、つめものの境い目などが気になっていませんか?
歯の表面に付け爪状の薄いセラミックを接着して、歯の色を改善する方法をラミネートベニア治療といいます。ラミネートベニア治療は美しさの回復だけでなく、歯の表面の傷んでいる部分やつめものの境い目を覆って修復する効果もありますので、補修と補強を同時に行うことができます。
ラミネートベニア治療例(1)
上前歯の形をラミネートベニアによって少し横幅を広くして、すきまを閉じました。この治療例はほとんど歯をけずっていません。もともと上の前歯の位置が奥まっていましたので、歯をけずらずにラミネートベニアを接着することにより、少しだけ前に出てちょうどよいかみ位置(かみ合わせ)になりました。
つけ爪のような形をしている4枚の写真がラミネートベニア本体です。
歯の色が気になる、歯の間にすきまがある、大きなつめものの境い目が目立つような場合、歯(エナメル質)の表面をわずかにけずって、つけ爪のような形をした明るい色調のセラミック(ラミネートベニア)を接着することにより、とても自然な状態になります。
ラミネートベニア治療例(1)
1本につき70,000円(税別)~
このケースは4本ですので280,000円(税別)を目安にしてください
2~3週間程度を目安にしてください
ラミネートベニア治療例(2)
まん中に大きなすきまがあります。右側2番めの歯にもすきまがありますが、このすきまは歯の形が細いために生じたものです。まん中2本と右側2番めの歯にラミネートベニア治療を行います。
歯の表側をけずってラミネートベニアの型とりをするところです。この日は型とりをして、かりばを装着しました。型とりをしたら、ラミネートベニア(薄いセラミック)を作製します。本数にもよりますが7~10日程度の作製日数がかかります。
できあがったラミネートベニアの適合を確認しているところです。これからできあがったラミネートベニアを一枚ずつていねいに接着してゆきます。
ラミネートベニアの接着が完了したところです。
ラミネートベニア治療例(2)
1本につき70,000円(税別)~
このケースは3本ですので210,000円(税別)を目安にしてください
2~3週間程度を目安にしてください
ラミネートベニアの注意点
ラミネートベニアは治療前の状態よりもわずかに歯が大きくなります。位置もわずかに前に出ます。それは歯の表面をけずった量よりも接着したセラミックの厚みのほうがわずかに大きいからです。この点をよくご理解をいただいたうえで治療を受けるようにしてください。
もし歯の大きさを小さくしたいというご希望がある場合は、セラミッククラウンを選んでいただいたほうがよいと思います。
小さい歯をわずかに大きくしたい場合や、引っ込んでいる歯を少しだけ前に出したい場合はラミネートベニアが有効です。歯の色、歯のすきまの改善にも効果的です。
参考記事:けずらないラミネートベニア
参考記事:ラミネートベニアが割れたときの治療方法
この記事のまとめ
ラミネートベニア治療は、歯の表側をはがすようにわずかにけずり、薄い板状のセラミックをはりつけて歯の色や形を美しくする治療です。
この記事はサイト運営者のえとうよしたけが執筆しました。