セラミッククラウンは白いかぶせもののことです。ジルコニアセラミッククラウンがおすすめです。
セラミッククラウンは歯の色、形、大きさを整えることができます
セラミッククラウンは審美歯科の代表的な治療方法です
セラミッククラウンはいわゆるさしばのことで、美しさや自然感の点においてとてもすぐれた治療方法です。
セラミッククラウンは歯の色、形、大きさを整えることができます。
軽度の歯列不正にも対応できます。
現在多く用いられている代表的なセラミッククラウンは、ジルコニアセラミッククラウンとイーマックスプレスというものです。
上前歯6本の治療例
この治療例のようにはぐきがたくさん見えていたり、はぐきのラインが直線的になっている場合はかり歯の段階ではぐきの形を整えておいてからセラミッククラウンを施します。
そうすることで見ばえのよい安定感のある口元にしあがります。
治療前の上前歯にはメタルボンドというセラミッククラウンが装着されていました。
メタルボンドは歯の裏側が金属で覆われている古いタイプのセラミッククラウンです。
治療後のセラミッククラウンは金属を使用しないオールセラミッククラウンというものです。
現在の主流はオールセラミッククラウンで、メタルボンドはあまり使われていません。
オールセラミッククラウンはじょうぶで色調変化が少ないこと、天然の歯のような自然な輝きを表現できることが長所です。金属を使用していませんので金属によるからだへの影響がありません。
*オールセラミッククラウンという表現は形状による分類名で、全体がどこから見ても白いセラミックでできたクラウンという意味です。さらにオールセラミッククラウンには材質による分類としてジルコニアセラミッククラウンやイーマックスプレスなどがあります。
セラミッククラウン形状による分類
オールセラミッククラウン{全部白い/ジルコニアセラミッククラウン、イーマックスプレス}
メタルボンドクラウン{一部金属使用、別名:PFMクラウン}
セラミッククラウンの大まかな治療の流れは以下のようになります。
1) 古くなったセラミッククラウンをはずします
2) かり歯に置きかえます
3) 必要があれば はぐきの処置を行います
4) 型とり~色の確認を行います
↓
セラミッククラウンの作製
↓
5) セラミッククラウンの完成~装着
上前歯6本の治療例
1本につき70,000円(税別)~
このケースは6本ですので420,000円(税別)を目安にしてください
3~4週間程度を目安にしてください
参考記事:ねじれた前歯をセラミッククラウンでまっすぐに改善
上前歯1本の治療例
セラミッククラウンは1本から応用できます。
1本の場合、まわりの歯の色、形、歯並びに調和した違和感のない状態にしあげる必要があります。
この治療例ではまん中右側にプラスチック製のクラウンが装着されていました。プラスチック製のクラウンは時間とともに変色や不適合などの変化が生じます。変化が感じられた段階でこの治療例のように新しく作りなおしておくと安心です。
新しく作りなおす場合、再度プラスチック製のクラウンを施すこともできますが、精度と品質にすぐれたセラミッククラウンを選択するのもひとつの良い方法だと思います。セラミッククラウンであれば変色が起こりにくいので安心です。
上前歯1本の治療例
1本につき70,000円(税別)~
このケースは1本ですので70,000円(税別)を目安にしてください
2~3週間程度を目安にしてください
上前歯2本の治療例
神経の治療をした歯は時間がたつと変色することがあります。そのような歯を白くする場合、ホワイトニングを行うこともありますが、変色の度合いによっては歯の補強を兼ねてセラミッククラウンを応用するのがのぞましいです。なぜならこのような歯は割れることがあるからです。
この治療例では明らかに歯の色が濃く変色していて一部かけているので、見た目と補強を兼ねてセラミッククラウンを施しました。プラスチック製のクラウンを応用することもできますが、まわりの歯の状態に合わせやすいのはセラミッククラウンです。
上前歯2本の治療例
1本につき70,000円(税別)~
このケースは2本ですので140,000円(税別)を目安にしてください
2~3週間程度を目安にしてください
参考記事:歯のねじれ、重なりをセラミッククラウンで改善
参考記事:歯の大きさ、色、ねじれ、重なりをセラミッククラウンで改善
この記事のまとめ
セラミッククラウンは白いかぶせもののことです。ジルコニアセラミッククラウンがおすすめです。
この記事はサイト運営者のえとうよしたけが執筆しました。