むし歯や歯周病の代表的な予防方法は歯みがきです
今日は歯みがきに用いるハブラシについてご説明したいと思います。
ドラッグストアや雑貨店にはたくさんのハブラシがならんでいます。よく見るとそれらハブラシはすこしずつ形や大きさ、デザイン、価格がちがいますが、基本的な構造はどれも同じで、「ハンドル」「ヘッド」「毛」の3部分によって構成されています。
その中から自分に合っているものをみつけることができればよいのですが、なんとなく見た目のよいものや、テレビコマーシャルで見たことがあるようなものを選んでしまっていることが多いのではないでしょうか。
それでは歯科医師として私が考える、ハブラシを選ぶ際のポイントを紹介したいと思います。
ハブラシでいちばんだいじなのは「毛」です。
1)毛がやわかくて弾力があること
2)毛が衛生的であること(抗菌性が高いこと)
3)毛先の表面がスムーズにしあげられていて、歯や歯ぐきを傷つけないこと
4)毛束の密度が高くて(1束内の毛の本数が多くて)清掃効果が高いこと
などの要素が満たされているハブラシがよいと思います。
これらの要素を満たしているハブラシの中でもわたしがおすすめしたいのは、オーラルケア社製のタフト24です(下写真)。
以前は歯科医院でしか買えませんでしたが、今はネットでも購入することができるようです。タフトとは毛束(けたば)という意味で、ていねいに密植された毛束が24あることを表しています。
えとう歯科では、すでにたくさんの患者さまたちに使っていただいています。わたし自身もこのタフト24を長年使っています。タフト24のくわしいご案内はオーラルケア社さまのホームページをご覧ください。
https://www.oralcare.co.jp/product/24.html
https://oc1.jp/tuft24/
えとう歯科ではタフト24シリーズのSS(スーパーソフト)とESS(エクストラスーパーソフト)をとりあつかっています(各100円税込)。