北海道にはほのぼのとした方言がたくさんあります。今回はその中のほんの一部をご紹介いたします。
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北海道の方言をご紹介します
予約日をおうかがいするときに、お年を召された方の中には6日(むいか)のことを「むよか」と発音される方がいます。
生粋の北海道民の方なら「むよか」と聞いてすぐに6日のことだとわかるのでしょうが、わたしなどは30年以上札幌に住んでいてもまだまだ新米みたいなものですから、いまだに8日(ようか)のことかな?なんて一瞬考えてしまいます。
このように北海道にはおもしろい方言がたくさんあります。わたしが特に面白いなと思ったのは、ほめるときによく使う、「たいして良い」という表現です。
本来「たいして」と前置きすると、そのあとには否定的な意味の述語がくるものですが、北海道民にとっての「たいして」はあくまで肯定するとき、もっと言うとほめるときの前置きとして用いることが多いようです。否定の前置きになることはまずないでしょう。このへんに北海道民のおおらかな気質を感じることができます。
たとえばこうです。「先生に作ってもらった入れ歯はたいして良いです。よくかめます」というふうに使います。
最初のころは、「たいして」と言われるとドキっとしたものですが、最近は慣れました。むしろ、いい言葉だなと思うようになりました。
そのほかにも北海道には、「ゴミをなげる」「手袋をはく」などのようなほほえましい方言がたくさんあります。
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