歯のすきま治療

歯のすきまを樹脂素材で治す手順


歯のすきま治療

歯のすきまは樹脂素材で治すことができます。歯を削らないので安心です。その日のうちに治療が終わります。

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歯のすきまはとても気になります

歯のすきまを治す方法はいくつかありますが、比較的かんたんに治せる方法をご説明したいと思います。それは樹脂素材(プラスチック)を貼りつける方法です。

歯のすきま治療の手順

1)すきま部分の側面をていねいに洗浄し、付着物を除去します。

2)同部位をエアーで乾燥させ、接着剤を塗布します。

3)歯の色調にマッチした樹脂素材を貼りつけて硬化させます。

4)形態を修正し、研磨します。

処置は1本ずつ行います。
所要時間は20~30分ほどです。
歯はけずりません。
歯の側面に樹脂素材を貼りつけることで歯の横幅を広げ、2本を接近させるようなイメージです。
樹脂素材は接着剤の接着力だけで維持されている状態ですので奥歯のかみ合わせが不安定な方の場合ははずれることがあります。
事前にかみ合わせが安定していることや、歯がぐらぐらしていないかなどを確認したうえで処置を行えるかどうかを判断します。
*この治療は二十歳以上の方を対象にしています。

歯のすきま治療11

小さい歯のすきまを樹脂素材で治した治療例

歯のすきまがずっと気になっているけれど矯正治療でしか治せないと思っている人は多いようです。

根本的に治すには矯正治療がベストだと思いますが、樹脂素材で意外とかんたんに治すことができます。歯をけずらずにその日のうちに歯のすきまを閉じることができます。

歯のすきま治療12

歯のすきま治療13

この治療方法は歯をけずっていないので、仮に後々矯正治療を受けることになっても樹脂部分をはずすだけですみます。問題なく矯正治療を受けることができます。

歯のすきまが大きい場合の注意点

歯のすきまが大きい場合は処置を施したことによって歯の横幅が大きく見えてしまうことがあります。これは樹脂素材の分量だけ横幅が増えたということです。横幅が増えて大きくなった歯の状態が肉眼的に違和感のないレベルであれば普段の使用(咀嚼、発音)においても問題ないと考えています。

ただすきまが大きいとどうしても樹脂がはずれやすくなる傾向があります。かんたんにはずれては困りますので、はずれる可能性が高い場合は残念ながら治療をあきらめていただくことになります。

歯のすきま治療14

歯のすきま治療15

歯のすきまが大きくて樹脂素材では治せない場合

樹脂を使ったすきま治療がむずかしい場合はラミネートベニアや矯正治療による方法を検討していただくことになります。
しかしながらラミネートベニアによるすきま治療は治療自体は応用可能ですが結果として歯が大きく厚くなることが予想されますので、応用は限定的になると思います。

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この記事のまとめ

歯のすきま治療

歯のすきまは樹脂素材で治すことができます。歯を削らないので安心です。その日のうちに治療が終わります。

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