ホワイトニングの決め手はマウスピースです。ぴったりしたマウスピースを使うことがカギです。
安定感があるのはホームホワイトニング
ホワイトニングにはさまざまな方法がありますが、なんと言っても安定的に効果を発揮するのはホームホワイトニングです。
何より身近ですし、取り組みやすいことがその理由です。
マウスピースの劣化にご注意ください
ホームホワイトニングに用いるマウスピースはぴったりしていることがとても重要です。劣化が進むとジェルが漏れやすくなりますので時々新しくしておく必要があります。マウスピースは以下のような工程で作製しています。
型とり
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石こう模型の調整
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マウスピース用シートの加工
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切り取り、研磨
これらの工程を細かくていねいに行うことでピッタリとしたマウスピースを作ることができます。劣化を防ぐ方法はありませんので時々点検させていただくことをおすすめします。
ジェルが漏れると歯のまわりのはぐきがしみてホワイトニングを続けられなくなることがありますので、その場合は早めにお知らせください。
デジタル的な型とりは快適です
最近は従来の型とりの代わりに口腔内スキャナーで歯列を撮影し、3Dプリンターで出力した樹脂模型を使ってマウスピースを作製する機会が増えています。いわゆるデジタル的な型とりです。
従来の方法ですと喉のほうに材料が流れて不快な感覚を伴うことがありましたが、デジタル的な型とりはあっという間に型とり(=撮影)が終わりますのでとても快適です。しかも精度が良いです。すると出来上がったマウスピースもピッタリ適合の良い状態に仕上がります。
口腔内スキャナー
3Dプリンター
マウスピースの使い分けについて
合理的な考えは悪いものではありませんが、マウスピースは目的に応じたものを使う必要があります。
まずひとつ目の例として、ホームホワイトニング用にお渡ししたマウスピースを歯ぎしり用に使うと変形や破損が早まりますので、それぞれの専用のマウスピースを作っておくことをおすすめします。
そのほか矯正用のマウスピースをホームホワイトニングに用いるのも劣化につながりますので別々に用意して使い分けるようにしましょう。
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この記事のまとめ
ホワイトニングの決め手はマウスピースです。ぴったりしたマウスピースを使うことがカギです。