ホワイトニング治療を受けたあとのすごし方
ホワイトニング治療を受けたあとはどうすればよいのでしょうか?
そのままにしておくと徐々に色がもどってしまいますので、定期的にメンテナンスを受けていただくことをおすすめします。
私は経験的に半年~1年ごとの間隔でご来院していただくのがのぞましいと考えています。個人差がありますが、これくらいの間隔であれば、多少色のあともどりが起きていたとしてもすぐに回復するからです。
中にはメンテナンスを受けていないにもかかわらず、色調や光沢が維持される方もいます。記事下の写真の方は、ホワイトニング実施後10年間ほどメンテナンスを受けていませんでしたが、白さが維持されていました。とてもめずらしいケースです。
一般的には白くなっても徐々にもどってしまいますので、白さを維持なさりたい場合はメンテナンスを受けていただくことをおすすめします。
色のあともどりの原因
歯の色は遺伝子によって定められていますが、日焼けと同じように一時的に色調を変化させることができます。その効果を利用して歯の色を白く変化させるのがホワイトニング治療です(歯の漂白とも呼ばれています)。
前述しましたが、ホワイトニング治療を受けたあと、そのまま何もせずにすごしていると徐々に元の歯の色にもどります。このことから、あともどりの原因は遺伝子の作用であるということができます。
そのほか、着色物、付着物によって歯の色が暗く見えてしまうこともあります。厳密にはあともどりとは概念がちがいますが、ホワイトニングのメンテナンスを受けていただくときに、クリーニングもいっしょに受けていただくことで歯の表面もきれいに維持されます。
えとう歯科ではホワイトニングのメンテナンスとクリーニングはセットで受けていただくようご案内しています。