歯みがきしても歯がザラザラ

歯みがきをしても、歯がザラザラするのはなぜ?


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歯のザラザラの正体とは

歯みがきしても歯がザラザラ

念入りに歯みがきした後も、歯の表面がザラザラした感じが残ることがあります。これはごく一般的な現象ですので心配はいりません。どうぞご安心ください。

そのザラザラ感は、もしかすると歯の付け根の近くではないでしょうか?

実は、このザラザラは「ペリクル(獲得被膜)」と呼ばれ、歯の表面を外部の刺激から守ってくれる良いものなのです。そのため、基本的にはそのままにしておいて問題ありません。

しかし、ペリクルは良い働きをする一方で、細菌が定着する場所にもなりやすいという側面があります。そのため、定期的な除去をおすすめします。

具体的には、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることで、この被膜をきれいに取り除くことができます。

歯のザラザラに終わりはない

時々「舌で歯をさわってツルツルになったら歯みがきを終わって良いですよ」という歯みがき指導を受けたことがあると、患者さまからうかがうことがあります。

これは決してまちがってはいないのですが、一瞬で、また歯の表面はザラザラし始めます。

つまりツルツルになっても、すぐにペリクルによって歯の表面はザラッとしますので、そのときのザラザラは気にせずに、歯みがきを終えてかまいません。


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ペリクル(獲得被膜)とは

ペリクルとは、唾液中の糖タンパク質が歯の表面に化学的に吸着してできる無色透明の薄い膜(約0.1〜11μm)のことで、歯を保護する目的があります。

歯みがき後、わずか数分で形成されます。
ペリクルは主にグリシン、セリン、グルタミン酸などのアミノ酸や、アミラーゼ、リゾチーム、IgAといった唾液由来のタンパク質で構成されています。

ペリクルの二面性

ペリクルは、歯にとって良い面と悪い面の両方を持っています。良い面としては、歯の表面を物理的刺激や酸の侵襲から保護し、歯の再石灰化を促進して歯を強くする働きがあります。

一方で悪い面として、ペリクルは口腔内細菌が付着する足場となりやすいため、歯垢(プラーク)が付着する環境を作り出している点が問題となります。
そのような理由から、定期的な除去が必要になるのです。

ペリクルとプラークの違い

ペリクルは歯を守るための唾液由来の薄い膜ですが、プラーク(歯垢)はペリクルの上に細菌が定着・増殖してできる、柔らかくネバネバした細菌の塊です。

ペリクルが土台となり、そこに細菌が付着して数時間で集落を形成し、時間経過とともにプラークへと成長していきます。
プラークはむし歯や歯周病の原因となる病原性細菌の温床となります。

ペリクル除去の重要性

ペリクルは基本的に通常の歯みがきでは完全に除去できず、すぐに再形成されます。

また、タバコのヤニ、コーヒー、紅茶などの着色物質が吸着されることで、歯の着色(ステイン)の原因になります。

そのため、定期的に歯科医院で専門的なクリーニング(PMTC等)で除去し、古いペリクルを剥がして新しいペリクルを獲得し続けることが、口腔衛生とステイン付着の予防につながります。

ペリクル除去にはやわらかめのハブラシがおすすめ

硬めの歯ブラシは弾力性が乏しいため、歯の表面にしっかりとフィットしにくく、結果としてペリクルの除去効果が十分に得られません。

その点、やわらかめの歯ブラシは弾力性にすぐれており、毛先が歯の表面全体にやさしく行き届くため、ペリクルを(完全ではありませんが)効果的に除去することができます。

やわかめのハブラシ > 硬めのハブラシ

おすすめのハブラシはエクストラスーパーソフト

おすすめの「やわらかめ」のハブラシは、エクストラスーパーソフト(ESS・オーラルケア社)です。このハブラシを使うと、歯の表面全体に毛先が行き届き、ペリクルをはじめ、汚れや付着物をすみずみまで除去することができます。

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ペリクルはホワイトニングにも影響します

ホームホワイトニングを行う際は、まず歯の表面にある被膜(付着物)を取り除くことが大切です。

なぜなら、この被膜が残ったままだと薬剤が浸透しにくく、ホワイトニング効果が十分に発揮されないためです。事前に被膜を除去しておくことで、薬剤がしっかり作用しやすくなります。

もしホワイトニングを続けているのに思うように白くならない場合は、被膜が残った状態でホワイトニングしていることが原因かもしれません。

まとめ

  • 1.歯みがきしてもザラザラするのはふつうです
  • 2.ペリクルは定期的に歯科医院で除去しましょう
  •  定期的なクリーニングのいちばんの目的はペリクルを除去することです
  • 3.やわかいハブラシを使いましょう

👉 ホームホワイトニング前には歯の被膜を除去

👉 札幌市の矯正 | えとう歯科公式サイト

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この記事は矯正専門歯科サイト管理者のえとうよしたけが執筆しました。

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カテゴリー: 一般歯科 by
記事公開日:2025-09-14
最終更新日:2026-01-13
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