気になる歯のすきまは歯の側面に樹脂素材をはりつけて閉じることができます。歯をけずらずに行う治療です。ぜひ一度ご相談ください。
どんなに小さなすきまであっても歯のすきまは気になるものです
すきまの状態にもよりますが、意外とかんたんに歯のすきまは閉じることができます
歯のすきまを閉じる方法はいくつかありますが、歯の側面に接着剤を塗布してから樹脂素材(コンポジットレジン)をはりつけて閉じる方法がいちばんかんたんです。
この方法は歯をけずりませんので痛くありません。所要時間は大体20~30分くらいです。写真は片方ずつはりつけているようすです。
歯をけずらないことはメリットでもありますが、その分接着剤の接着力にたよることになりますので、デメリットでもあります。接着状態によってははずれることがあるからです。
はずれたときのために当医院では1年間の保証を設定しています。2年目以降もみなさま方にあまり費用のご負担をいただかなくてすむよう心がけています。
歯の間にすきまが生じる原因
小学校のころにすでに歯のすきまが生じている場合は、顎の大きさに対して歯が小さいことが原因になっていることが多いようです。
年齢とともに歯の間が開いてきた方は歯周病によって開いてきた可能性があります。歯周病によって歯は徐々に伸びてきたり、ねじれたりしながら歯の間にすきまが生じることが多いようです。
そのほかにはぎしりやくいしばりの結果、歯の間にすきまができることはよくあります。そのような場合ははぎしり、くいしばりを緩和する処置をあわせて受けていただくようにしています。はぎしり、くいしばりの処置だけで歯の間のすきまが閉じることもあります。
あとはごくまれに上唇小帯(じょうしんしょうたい)という上前歯中央に付着したひだが長く伸びている場合も、歯の間が開く原因になるようです。
*歯のすきま治療は二十歳以上の方を対象にしています。
この記事のまとめ
気になる歯のすきまは歯の側面に樹脂素材をはりつけて閉じることができます。歯をけずらずに行う治療です。ぜひ一度ご相談ください。
この記事はサイト運営者のえとうよしたけが執筆しました。